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松本零士の大宇宙 ギャラクシーコンサート
「 宇宙戦艦ヤマト」
「キャプテンハーロック」
そして「銀河鉄道999」といえば
松本零士さん。

いずれもアニメ映画化されて
大ヒットした…というのは、
ある年代より上の方には
説明する間でもないですが。

この3作品のアニメ音楽を
作品の映像を観ながら楽しめる、
というコンサートがあり、
行ってきました!



ヤマトは、宮川泰さん作曲の
名曲が次々と!
あの「あーあーあああ」の
女声スキャットが印象的な
オープニングのテーマから、

(文字だけで書くと
「北の国から」と区別がつかないな…)

おなじみの宇宙戦艦ヤマトの
テーマソングなどなど、
フルオーケストラ、ではなく
ビッグジャズバンド風の
演奏だったのですが、
名シーンが蘇ってきてワクワク^^

で、後ろのスクリーンに
映像が…と思っていたら
これが、連載当時の
コミックの大写しだったんですよ。

なんか、権利問題とか
いろいろあるみたいで…

でも、あれほどの壮大な物語が、
初めは紙とペンだけから
生まれて来て、
こんな素晴らしい音楽が
ついて映画になった…ということが
かえって、よくわかる演出になってました。

つづいて、
キャプテンハーロックのコーナー。
私はこの作品はあまり読んで
なかったのですが、

ここでスペシャルゲストが登場ー!
水木一郎アニキです。

ハーロックさながらの
マントとマフラーで、
主題歌や挿入歌を熱唱。

水木一郎アニキといえば
「ゼーーット!」ですが^^;
ハーロックは宇宙の孤独な
フリーランス海賊 なので、
渋いバラードが中心。

シャウトは封印で、
元気な曲はほとんどナシの
ステージだったのですが、

ほんとの本気で歌がうまくて
声の良さにびっくり…。

ミュージカルとかオペラとかでも
活躍できるんじゃないでしょうか。

でも、MCがマイペースで
面白すぎるので、
やっぱりアニキはアニキで
いてほしいなぁと思います^^

そして、最後は
「銀河鉄道999」のコーナー!
ここで、ゴダイゴの
ミッキー吉野さんと浅野孝巳さんが
登場です( ´ ▽ ` )ノ

あ、書き忘れていましたが、
このコンサート、司会は
ゴダイゴのタケカワユキヒデさん!

タケカワさんはマンガ好きとして有名、
特に少女マンガのコレクター
だったそうです。

バンカラ男子校出身の
タケカワさん、
「病気で入院中の妹がいる」
というセルフキャラを設定し
キオスクや書店で
週刊少女コミックなどを
せっせと買っていたらしい…。

ちなみにタケカワさんが
松本零士の作品で一番好きなのは
「男おいどん」だそうです。
振り幅広いなぁ…^^

999だけは映画化の映像を
流してOKだったようで、
自分もこれは小学生のとき
映画を観に行ったことを
ちゃんと覚えていたので、
懐かしくてうれしかった!

最後はもちろん、ゴダイゴで
999を歌ってくれましたー。

そして、最後にサプライズ!
客席から、松本零士先生がステージへ。

まぁー、先生しゃべるしゃべる(笑)
ヤマトのテレビ放映時の視聴率の
悪さにヤキモキしたこととか、
西崎プロデューサーとの思い出とか。

最近は正直、トラブルメーカー的な
印象もあった松本先生ですが
もう、76歳ですからね。
何があっても自分の作品に
揺るぎない自信があるんだろうなぁ。
夢もありオチもあり、の
痛快なトークに、場内大拍手でした。

思いがけず(紙の)漫画時代の
松本先生の作品を、
ダイジェストとはいえたくさん
「読む」ことができたコンサートでしたが、

紙とペンだけで、四畳半から
宇宙へ船や列車を飛び立たせた松本零士さんて、
男(の子)の夢を叶え続けてきた
永遠の少年なんですね。

そして、宇宙船の中に転がる一升瓶(笑)。
「男は、うまくいかないときは
酒でも呑んで寝てしまうに限る」って台詞を
宇宙戦艦の隊員に、船内で言わせてしまう^^
宇宙へ行っても心は四畳半(笑)最高です。

水木さんも66歳だし、
ゴダイゴもみなさん還暦過ぎたし、
好きなことを追い続けている人は
いつまでも若々しいですね。

楽しいコンサートでした!!




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