フライヤー
フライヤーを自分で作ることになったら
家からジョギングがてら、
ここへ来てみたらいいなぁと、
前からぼんやり考えていた。
お仕事ではないんだけど、
その機会をいただいたので、行動開始。
壁面一面、フライヤーだらけ。
いちばん上の数センチの空間に入れる情報は
大事だなぁ…なんて、気づいてみたり。
まぁ、私のつくるものは、
こんなたくさんあるところに入れることは
ないんですけどね。ジャンルも違うし…
絵ゴコロがない私、フライヤーが
どうにも「掲示物」になってしまいそうで
毎回こういう機会には、おっかなびっくりですが、
がんばります。
Mama, I Want to Sing
毎年クリスマスシーズンから新年にかけて
やってくるミュージカル
「
Mama, I Want To Sing」。
初めて観てきました。
パンフを買ったら、出演者の方が
サインして下さいましたー。
1983年初演、1988年日本初公演、
映画『天使にラブ・ソングを…』の
日本公開は1993年なので、
ゴスペルブームの火付け役、の
火の燃料みたいな舞台。
物語はシンプルで、
牧師の娘が、牧師=父の死を乗り越え
母親の反対にあいながらも
歌手を目指す、というもの。
本場のシンガーが
最初から最後までゴスペルを歌いまくる。
圧巻なのはやはり、
少女の父=牧師の葬儀のミサのシーンで、
嘆きの悲鳴とも歌ともつかない
「声」弾丸のような迫力は、
心が癒されるというよりも、
ぐきぐき、っと
整体してもらうようなかんじ。
声でぐいぐいマッサージされすぎて、
お風呂に入りすぎたように、
最後は何だか、ぼーっとしてきてしまった。
理不尽な人生の中で黒人が救いを求めて
悲しみや祈りを歌にしてきた…
ゴスペルが、そういう音楽なんだなぁと
いうのを、あらためて思いました。
こんな本場のシンガーたちに比べたら
私の声なんて、おままごとのようなものだけど、
悲しい気持ちを、悲しいままじゃなく
力にかえて出していくっていう気持ちは、
少しでも近づけていけてたらいいなと思いました。
そして、素敵な歌を聴いていた時間よりも
長い時間、飲んで帰る…。
私のゴスペルはこんなかんじだけど^^;
今年もみんなと楽しく歌えたらいいなぁ。
私のゴスペルの先生に伺うと、
やはり、日本の初演を観たそうです。
「当時は、DJ役はいなかったんだよ」だって。
相当わかりやすいステージになってるってことか。
子どものうちにあの歌声をナマで聴いたら
相当すごい体験だったろうなぁ。