今年観た映画
去年にひきつづき、映画をよく観た年でした。
観るからには集中して観たいので、映画は映画館で観ます。
仕事帰りに寄りやすい場所に、2本立ての映画館があるのも理由。
学生の頃にもたまに行ったけど、20ン年後にまだあるなんて、
そしてまた行くようになるなんて、思ってもなかった。
今年は途中からなんとなく「1カ月に1本」を目指してたので
せっかくなので全部書き出してみます。
◆ 大奥 〜永遠〜
◆ すーちゃん まいちゃん さわ子さん
◆ Ted
◆ 百年の時計
◆ 東ベルリンから来た女
映画関係の知り合いの方にお会いしたとき、
最近観て、よかったよ、とおっしゃってたので観てみた。
ベルリンが東西に分かれている時代、
「東」で監視されながら暮らしている女医さんの話。
女医さんの通勤路は、
木枯らしがふいている曇り空の暗い森や原っぱ。
いつも、ひとりで自転車で移動している。
檻や銃が出てくるわけでもないのに、
女医さんの孤独で厳しい毎日が伝わってくる。
少しずつ、女医さんや周りの人の
体温みたいなものが、ちら、ちら、と見えてきて、
ほっと温まるかなと思ったらまた厳しい現実に戻され…が
静かに続きながら、
重いラストへとつながっていきます。
でも、最後は救われた気分になりました。
◆ 風立ちぬ
◆ ガレキとラジオ
◆ 最強のふたり
実話っていうところがすごいよね。
笑えるとはいっても、
ふたりそれぞれおかれている状況はたいへんで
介護とか障害のことを考えさせられる
つらいシーンも多いんだけど、
毒を吐きながら笑って乗り越えていく
2人の友情が、痛快でした。
オープニングの「September」が何より最強。
◆ 世界にひとつのプレイブック
「最強のふたり」が楽しかったので疲れなかったからか
全く予備知識なく「こっちも続けて観ちゃおうかー」
ぐらいの気持ちで椅子に座り続けていたら、
なんか、病んだ人しか出てこないし、
このおじさん、すごい有名な俳優さんに似てるんだけど
こんなダメ親父役のはずないよなー、
と思ってたらロバート・デ・二―ロだし…。
病んだ人たちしか出ててこないので、
物語もどんどんがダメな方向へ進んでいくのに
気がついたら、ずーっと笑いっぱなし。
そしてクライマックスは、すごい感動シーン!のはずなのに、
登場人物のあまりのダメっぷりに
客席が「えぇーっ…」とどよめくほどでした。
この映画の存在を知らず、宣伝にも一切触れてなかったことが
感動できた最大の理由だと思った。
多くの賞を受賞した感動作です、という前知識を持って観てたら、
相当がっくりきてたかも(笑)。
でも、もう1回観てもいいと思うくらい、愛おしい映画でした。
◆ きっと、うまくいく
やーもう。感想の書きようがないくらい最高です。
3時間以上あったのに、
最後は、終わってほしくないと思ったくらい。
お友達だったかな?
「『あまちゃん』を3時間で凝縮したかんじ」と
言ってたけれど、まさにそんなかんじの楽しさでした。
今年の1位というより、
今まで自分が観た全映画のベスト5に入ると思います。
◆ BEAT CHILD1987
1987年、熊本の山の中で開催されたオールナイトロックフェス
『BEAT CHILD 1987」。
出演者は、当時の私も大好きだったアーティストたち。
ブルーハーツ、尾崎豊、岡村靖幸、白井貴子、
ハウンドドッグ、RED WARRIORS、BOOWY、
そして渡辺美里、佐野元春、などなど
ものすごいメンバーが集まったんだけど
リハーサルでは晴れてたのに、
本番、まさかの大雨、というか大嵐…
現在なら、開催しないのかも。
(でも当時の警察の判断は
「ここでライブを中断してしまうと、
山中で真夜中に来場者の気持ちが切れて
統制がとれなくなるのがかえって危険なので
ライブを決行しよう」という判断だったらしい)
雨に立ち向かって歌うアーティストの皆さんの
凄まじいパフォーマンスと歌声といったら…!
バックステージのシーンも多く、
ほんとに貴重なライブ映像だと思います。
大トリは佐野元春の「SOMEDAY」。
ここで大雨が止み、雲が切れて日の出が。
これ以上の演出ってないですよね。演出じゃないけど。
ライブ観に行ってた人には宝物のような映像だったと思います。
ライブを観に行ってない私も、1987年に戻った気分で
大好きだった音楽に励まされました。
今年の最後に観れてよかった映画でした。
観るからには集中して観たいので、映画は映画館で観ます。
仕事帰りに寄りやすい場所に、2本立ての映画館があるのも理由。
学生の頃にもたまに行ったけど、20ン年後にまだあるなんて、
そしてまた行くようになるなんて、思ってもなかった。
今年は途中からなんとなく「1カ月に1本」を目指してたので
せっかくなので全部書き出してみます。
◆ 大奥 〜永遠〜
◆ すーちゃん まいちゃん さわ子さん
◆ Ted
◆ 百年の時計
◆ 東ベルリンから来た女
映画関係の知り合いの方にお会いしたとき、
最近観て、よかったよ、とおっしゃってたので観てみた。
ベルリンが東西に分かれている時代、
「東」で監視されながら暮らしている女医さんの話。
女医さんの通勤路は、
木枯らしがふいている曇り空の暗い森や原っぱ。
いつも、ひとりで自転車で移動している。
檻や銃が出てくるわけでもないのに、
女医さんの孤独で厳しい毎日が伝わってくる。
少しずつ、女医さんや周りの人の
体温みたいなものが、ちら、ちら、と見えてきて、
ほっと温まるかなと思ったらまた厳しい現実に戻され…が
静かに続きながら、
重いラストへとつながっていきます。
でも、最後は救われた気分になりました。
◆ 風立ちぬ
◆ ガレキとラジオ
◆ 最強のふたり
実話っていうところがすごいよね。
笑えるとはいっても、
ふたりそれぞれおかれている状況はたいへんで
介護とか障害のことを考えさせられる
つらいシーンも多いんだけど、
毒を吐きながら笑って乗り越えていく
2人の友情が、痛快でした。
オープニングの「September」が何より最強。
◆ 世界にひとつのプレイブック
「最強のふたり」が楽しかったので疲れなかったからか
全く予備知識なく「こっちも続けて観ちゃおうかー」
ぐらいの気持ちで椅子に座り続けていたら、
なんか、病んだ人しか出てこないし、
このおじさん、すごい有名な俳優さんに似てるんだけど
こんなダメ親父役のはずないよなー、
と思ってたらロバート・デ・二―ロだし…。
病んだ人たちしか出ててこないので、
物語もどんどんがダメな方向へ進んでいくのに
気がついたら、ずーっと笑いっぱなし。
そしてクライマックスは、すごい感動シーン!のはずなのに、
登場人物のあまりのダメっぷりに
客席が「えぇーっ…」とどよめくほどでした。
この映画の存在を知らず、宣伝にも一切触れてなかったことが
感動できた最大の理由だと思った。
多くの賞を受賞した感動作です、という前知識を持って観てたら、
相当がっくりきてたかも(笑)。
でも、もう1回観てもいいと思うくらい、愛おしい映画でした。
◆ きっと、うまくいく
やーもう。感想の書きようがないくらい最高です。
3時間以上あったのに、
最後は、終わってほしくないと思ったくらい。
お友達だったかな?
「『あまちゃん』を3時間で凝縮したかんじ」と
言ってたけれど、まさにそんなかんじの楽しさでした。
今年の1位というより、
今まで自分が観た全映画のベスト5に入ると思います。
◆ BEAT CHILD1987
1987年、熊本の山の中で開催されたオールナイトロックフェス
『BEAT CHILD 1987」。
出演者は、当時の私も大好きだったアーティストたち。
ブルーハーツ、尾崎豊、岡村靖幸、白井貴子、
ハウンドドッグ、RED WARRIORS、BOOWY、
そして渡辺美里、佐野元春、などなど
ものすごいメンバーが集まったんだけど
リハーサルでは晴れてたのに、
本番、まさかの大雨、というか大嵐…
現在なら、開催しないのかも。
(でも当時の警察の判断は
「ここでライブを中断してしまうと、
山中で真夜中に来場者の気持ちが切れて
統制がとれなくなるのがかえって危険なので
ライブを決行しよう」という判断だったらしい)
雨に立ち向かって歌うアーティストの皆さんの
凄まじいパフォーマンスと歌声といったら…!
バックステージのシーンも多く、
ほんとに貴重なライブ映像だと思います。
大トリは佐野元春の「SOMEDAY」。
ここで大雨が止み、雲が切れて日の出が。
これ以上の演出ってないですよね。演出じゃないけど。
ライブ観に行ってた人には宝物のような映像だったと思います。
ライブを観に行ってない私も、1987年に戻った気分で
大好きだった音楽に励まされました。
今年の最後に観れてよかった映画でした。