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くりべんじ
ちょうど1年前、昼間のゴスペルのイベントのあと、
夜に、うちの近所で、一緒に歌っているメンバーさんの
ライブがあるということで、
その間、友達と地元をぶらぶらしたのでした。

あの日も、けっこう暑かったんだよなぁ。
いちばん案内したかったお店は既に大行列で、
外でソフトクリームだけ食べたんだけど、
すっごく美味しかったので、
今度こそ店内!と、
1年ごしのリベンジをすることになったのでした。

こういう計画って、
早く実行しないといけなかったね、と反省…
2人で待ち合わせになってしまったよ。

でも、やっぱり3人だったみたいで、
「ふたりです」と告げたのに、
その小さなお店のなかでは唯一の
3人で座れる席に通されたのでした。



栗本来の上品な甘さの限定栗あんみつ&アイスに、
オリジナルの栗みつをプラスしたら
美味しすぎて理性が吹っ飛びました(笑)

今年の春、そのお友達といっしょに
コンサートに行く約束をしていた日、
彼女がその2日前から入院したというので、
残念だけど彼女のぶんも観よう、と
私はコンサートに行ったんだけど、

帰り道、ふと目に留った居酒屋に
なぜか、ひとりで入ってしまった。

ほどよい人数のお客さんがいて、
私も荷物をたくさん持ってたわけでもないのに、
カウンターにしますかと
訊かれることもなく、テーブル席に通され、
1時間くらい飲んで帰った。

ちょうどその日、
彼女は、しんどかっただろうに、
一緒にいてくれてたのかなと思うんだ。

昨日は、思い出話も、それぞれの最近の話も、
その次に行ったお店でのマニアックなお話も
とても楽しかった♪



手作りクッキーをいただきました。
ハートのクッキーは名前入り♪
ヨーダさん、1つ1つ顔が微妙に違います(^^)



0
    早川和明 ガラス展 ll Equal
     「ガラスアーティスト・早川和明氏は、
    『ボロシリケイトガラス』という透明度の非常に高い
    特殊な硬質ガラスを用い、想いを込めた唯一無二の
    『宇宙』を創り続けています。

    約2500℃の高温の炎で溶触され、
    独自の技術により赤く燃えて躍動を繰り返すガラスには、
    時間を経て温度が下がるにつれ、
    綿密な計算と偶然性の双方から生まれた
    『宇宙』のきらめきが静かに立ち昇ってくるのです。」




    と、早川和明さんに先日いただいた、
    志賀高原で今月いっぱい開催されている個展の
    パンフレットに書かれてました。

    早川くん、と呼んでいいものかどうか迷う自分がいる(笑)

    7年前。勤めていた職場で、
    アルバイトとして入ってきたのが早川くん。

    「ガラス職人になるために修行をする」と
    数カ月ののち、地元の長野へ帰っていったのですが、
    それからしばらくして「Sow GLASS」オープン
    お知らせをいただき、
    ほんとうに作っているんだなぁと
    ことあるごとに、気になってサイトを見ていたのでした。

    東京での個展に、ようやく行くことができ、
    はじめて実物の作品を観ることができました。

    ホームページなどで画像を観ても、
    きれいだなぁといつも感動していたのですが、

    世の中に、こんなに丸くて透明なものがあるのか

    というくらいのクリアなガラスの球体のなかに、
    本物の宇宙が閉じ込められているかのような
    キラキラした模様が浮かび上がっているのです。
    同じ宇宙は、ふたつとありません。

    ビー玉くらいのものから、大きめなものは野球ボールくらい。
    (同じ素材で、そのくらいの大きさで作れる人は、
    日本では他にいないらしいです)

    LEDなどで独特なライトアップ
    (知識がなくてスミマセン)をして展示してあったので
    夜に観に行って正解でした。

    パンフレットとかが、よく、音楽イベントのフライヤーと
    間違えられるそうですが、
    たしかに、次に機会があれば、クラブとかで
    大音響の音楽に包まれながら観てみたい気もしました。

    バイトで一緒だったころは、いかにも
    修行に出るアーティスト、という言葉が似合う
    浪人さん(おさむらいさんのほうね)のようなかんじ
    だったのですが、久しぶりにお会いしたら
    すっかり爽やかな青年?になっていました。
    穏やかで優しい雰囲気は、変わってないですけどね。

    7年かけて、確実に大きくなっていた宇宙に、
    なんだかとても勇気づけられました。

    いつかオリジナルグラスでビールを飲む夢は
    次に会えたときに、引き続きとっておきます^^


    0
      東京が選ばれた日
      朝起きたら、
      7年後に五輪が開催される都市の住民になっていた。

      五輪なんて、という人は、2016年版の招致活動のときも
      周りにいて、でも私は、
      世界中の人が、東京に来てくれるなんて楽しそう!と
      単純に、無邪気に、大賛成だった。

      その後、震災が起きて、
      そのあと、原発が思っていたよりも深刻なことがわかり、
      五輪どころじゃないだろ日本、って、
      世界も、日本のこと、もうあきれてるだろうな、という気分に、
      正直、なってしまっていた。

      だから、決まって、ほんとに、びっくりだった。
      そして、ずっと前に思ってたよりも、じわっと、だったけど、
      やっぱり、うれしい!

      なんだかんだいっても、
      世界からの目でみれば、こんな安全できれいで
      豊かな都市は、そうそうない。

      今日の日を、ここで普通に迎えられた自分は、
      ほんとうに、恵まれてる、ということだ。

      ずっと東京に住みたかった。そして、今、住んでる。
      やりたかったことも、細々だけど、続けられてる。



      7年前には、なかった景色を見ている。

      当時も、楽しいことや楽しい人は
      いっぱい周りにいたけれど、
      そのあとの7年間、
      どれだけ多くの出会いと経験ができたことか。

      今年に入ってからだけでも、さよならが続いてる。
      地元に帰った先輩。地元に帰ることになった後輩。
      もっと遠くに行ってしまった友達。

      なつかしい、と思うことはある。
      7年前に戻って、もういちど会いたい人もいる。
      でも、7年前の自分に戻りたくはない。

      7年後も、そう思えてるといい。

      ここにいるからには、
      いろいろなことが良いほうへいくように、
      自分にできることを、がんばろうと思う。
      自分のことも、町のことも、
      自分の国のことも。

      なんて、ちょっと大げさにいろいろ思ってしまった1日でした。



      0
        風立ちぬ
        NHKで特集してたから、とか、
        引退宣言したから、みたいに
        思われるのがシャクなタイミングではあった。

        前から、チケットもいただいてて、
        もともと観るつもりだったんだからね!

        と、言い訳をしながら感想を書いてみる。



        今週ようやく『風立ちぬ』観に行ってきました。

        観終わって、思ったことは、

        NHKに出たことも、引退宣言も、
        ベネチア映画祭にノミネートされたことも、
        この映画のピークを「9月」に持ってくるための
        壮大な計画(通り)、だったんじゃないか、ということです。

        ジブリ=夏休みのファミリー向け映画、

        その大前提とは全く合ってない内容の映画が完成し、

        夏休みの映画としてはダメかもしれない、っていう
        心配性?な予測のもとに、
        夏休みが終わったあとの大人に、
        ちゃんと劇場で観てほしくて、こうなったのかなと。

        なんか、そんなことを思ってしまいました。

        はい、ごめんなさい、素直な観方じゃないですね。

        でも、私は、今までのを全作観たわけではないけど、
        今までのジブリ映画の中では、
        上から数えられるくらい好きなほうの作品になりました。

        淡々とした物語。
        でも、作った飛行機が飛ぶとことか、
        (途中で何機も壊れて落ちるけど、それも何か観てると気持ちいい)
        飛行機が飛んでいる、さまざまな表情の空と雲、
        避暑地の、むせ返るような緑をわたる風。
        それを大画面で観てるだけで、ただただ、心が満たされました。

        夢の中に出てくるイタリアの飛行機の色合いとか、
        いっちばん最初に出てくる堀越少年の夢の飛行機は、
        ワクワクを通り越して、ゾクゾクするくらい。
        ちょっとしか出てこないんだけどね。

        関東大震災の描写とか、話題になってる煙草とか、
        大人のラブシーンとか、
        ジブリのアニメ映画を観に来た、と思って観ると、
        ずっこけるかもしれないけど、

        「映画を観たい」思って観に行ったんだとしたら、
        普通に実写で撮っている映画の立場は…って思うくらい、
        空を飛んだりしない普通の大人を描いてても、
        「絵」の持つ表現力のすごさに驚かされます。

        何人かがレビューで書いてたのとまったく同意で、
        主人公は、宮崎監督そのものなんだろうなぁ。
        この映画で、自分を出し切ったんだ、と思いました。
        自分すぎて、真っ正面すぎて、
        照れくさいから、棒読みっぽい声にしたのかな。

        それでもけっこう、オトコマエでしたよ、堀越さん。
        ミズタクとか半沢さんとか、強力なライバルが多いこの頃なので
        ちょっと目立たなかったのかもしれないけど、
        こういう人が好きな女子は多いと思う〜!!

        ユーミンの『ひこうき雲』が作品に合い過ぎてて、
        エンドロールは鳥肌でした。

        宮崎監督、ほんとうにおつかれさまでした。

        「長編映画の制作から」引退、ということなので、
        それ以外の今後の新たなご活躍を、
        今から思い切り期待させていただいてます^^


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