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4月の終わりに
 4月も今日で終わり。
ものすごく長く感じた1カ月でした。

個人的に辛かったのが、しばらくの間
仕事にうまく集中できなくなってしまったこと。

パソコンに向かっていても、
気がついたら目から鼻から(--;)涙が止まらなかったり、
頭がぼーっとして、何分も手が止まってしまったり。
われながら、弱いなぁ、と大反省ですが…。

そんなのも、少しずつ治ってきた先週末、
終業間際、ちょっと席を外して、戻ってきたら、
かわいい包装が椅子においてあって、

家に帰って開けてみたら、中身がこんなのだった(><)




今月は、いっぱい泣いてしまったけど、
その倍くらいの優しさや、あたたかい言葉や時間を
いろんな人から、受け取りました。
ありがとうございました。

全部は、ぜんぜん書ききれないし、
お礼も言い切れてないし、
私は毎度のことながら、
受け取るばかりになってしまってますが…
いつか、お返ししていきます!(誓)

このカードは、私だけじゃなく、
今月はじめ一緒に泣いた友達みんなに送られた、ような気がして、
アップさせていただきました…。

みんな、ゆっくりゆっくりといこう。

それにしても、偶然というか。何というか。
彼女はムーミン好きだったよね。
きっと今頃、つまみ食いしにきてるに違いない。



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    メッセージ
    まったく、今月は何て月なんだ。

    ネットで偶然見つけてしまった。

    お世話になった方の名前が、
    ネットのニュースサイトに出ていた。

    サスペンスドラマじゃないんだから…。

    映画の仕事に片足から両足へ、…えっまた片足でいいんですか?…という
    いちばんフリーランスぽくジタバタしていた時期に、
    ご縁があり、お仕事でお世話になった方だった。

    映画の手伝いに専念しようと決め、
    その人とはだんだん疎遠になった。

    2年前、映画の仕事が終わりかけの頃、
    いちど連絡をいただいた。

    これからの仕事について、考えに考えていた時期だったので、
    声をかけてくださったのは嬉しかった。

    でも、今までその人とのお仕事は、
    逆に、その楽し過ぎさ加減と、
    実際の自分の仕事内容の貢献の少なさに、極端なギャップがあった。

    結局、フルタイムでの派遣の仕事をすることに決めて、
    そのお仕事は引き受けなかった。

    ネットの記事を見る限りだと、
    ちょうどそのやりとりがあったくらいから、
    その人は自分の知っているその人ではなくなっていったのかもしれない。

    力になれなくて申し訳ない、という思いと、
    やっぱり、そのお話は、
    そもそも仕事として成り立っていなかったんじゃない?という
    ヒヤリとした感じと。

    その人を通して短い期間に知り合った方たちは、
    みんなとてもいい人たちで、その人のことを慕っていたので、
    あの人たちのことを思うと、胸が潰れる思いだ。

    これまで、いろんなスタイルで、いろんな仕事と対してきて、
    いま、自分に残ったこと、
    そしてずっと課題にしていかなきゃいけないことは、

    働き方とか所属とか、拘束時間とか報酬に関係なく、
    仕事は、きっちりやる、ということ。

    がくっ。中学生か私は…。

    でも、

    最初から、好き過ぎる仕事に就きすぎて、
    人との出会いが、自分の実力に関係なく
    恵まれすぎてきた自分にとっては、
    まだまだ、すごく気をつけなければならないところ。

    誰かに何か頼まれたとき、
    自分が、手とか身体を、思ったとおりに動かせるのは、どこまでか。
    どこまでの仕事が、自分にできて、どこからが、できないのか。

    そういう感覚は、
    自分がしっかり仕事に向かってないと、ひたすら鈍っていく。

    周りが、知らないところで、やってくれるようになる。
    手伝ってくれる人がいるのよ、という考えもあぶなくて、
    その人が、自分が頼むこと以上のことをやってくれていることに
    気づかない。
    その非礼やありがたさを、
    注意したり指摘してくれる人もいなくなる。
    仕事でなく「まねごと」ばかりが集まってくるようになる。
    ほんとうに、怖いことだと思う。

    いい年して、私はまだまだ、この点があぶなくて、
    だいぶましになってきたけど、
    根っこのところが甘いので、まだ気は抜けない。
    大人になるほど、気をつけてないといけない。

    特に今は、なったつもりになれる、できたつもりになれる
    ネットの世界が、昔よりも、ずっと日常に入り込んでいるから、
    ほんとに気をつけてなければと思う。
    他人も、自分自身も、騙してしまわないように。

    事実なら、残念では済まないほどショックだけれど、
    その人とのこんな形での悲しい再会と今までの思い出を
    しっかりしろよ自分、というメッセージに
    かえていきたいと思います。



    0
      止まった時間

      久々、じっくり、家の机に向かう時間。

      どうやら半月前頃から私の中で「異変」が感じられていた。
      部屋で1日じゅう、
      理由のわからない涙が止まらなかった日もあった。
      そのくらいから、家での日頃の作業に、
      ろくに何も手についていなかったらしい。

      でも、たった半月前くらいからの話だ。

      思いがけず、予想もしなかった形でその日々が終わった。
      いちばんついてほしくない形の結末で。

      その日から3日間ほどは、気持ち悪いほど記憶が残っているのに、
      断片的に何も記憶がない時間もある。

      その後1週間ほどは、何をしても片付けられず、集中できず、
      朝起きた瞬間から虚しくて、いつでも、ひたすら眠かった。

      私でもこんなんだから、身近な人の苦しさや
      こんなことを経験したであろう周りの人たちの気持ちはどうなんだろう。

      例えば2年前の震災でも、
      たくさんたくさんそんなことがあったのだろうけど、
      そういう出来事を越えてたくさんの人が、
      支えあって、ときにひとりこらえながら生きているということは
      なんとすばらしく、そしてなんと悲しいことかと思う。

      プライベートな友人ではあったけれど、
      完全にプライベート、という友達を
      実は作れないのかもしれないのが私の性格で、
      ゴスペルで知り合ったたくさんのお友達とは、
      一緒に歌ったりコンサートをする経験があったから
      それ以外の場所で会っても楽しくて、
      いろんな話ができたり、遊べたりしていると思う。

      彼女とは、特に、印刷物の制作で共同作業をしたり、
      最近は自分の仕事の一部を助けていただいたりということもあった。
      打ち合わせとか、打ち合わせと称してとか、理由もなくとか、
      レッスン以外の場で一緒に過ごすことも多かった。

      20数年間、デザインの仕事を続けてきた彼女は、
      おおらかで優しい人だったけど、いざ制作となると
      とても几帳面で、決して何事も「なぁなぁ」にしない人だった。

      そういう仲間はかつての仕事仲間にも何人かいたけど、
      彼女は、それが、融通きかないとか、四角四面なかんじにならず、
      穏やかな物腰のなかで、でも徹底してそれを通せる人だった。
      それだけ自分の仕事に責任と自信もあったのだと思う。
      自分の仕事をすすめるうえで、真似したいなぁと感じた部分が大きい。
      (まだまだ真似できているとはとても思えないけど)

      身体の具合がしんどくなっていって、辛かっただろうな。
      それでも、チカラを振り絞っていたんだろうな。
      笑ってくれていたんだろうな。

      それに比べて、私の弱っちぃことといったら!

      彼女のぶんまで…なんて考えたら、おこがましいけど、
      いちにち、いちにち、気合い入れて、しっかり、過ごしていきたいと思う。

      いつか、胸をはって会えるように。



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