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コンサートが終わりました
1週間前だけど、もっとすごく前のような気がする。
今年もゴスペル東京のコンサートで歌いました。



久々、長く暑苦しくなりそうだけど、
ゴスペルとの出会いのことから書いておきます。

いきなり、不遜な言い方になりますが、
ゴスペルを習い始めるまで、
「仕事帰りに習い事・お稽古事をする」
という考えが、私には、理解できませんでした。

学生時代からの好きなことを仕事に、の典型みたいな
図々しくラッキーな社会人スタートだったので、
仕事以外の趣味、なんて考えたこともなかったのです。

でも、そんなふうに入った職場で、
よくあることも、思いがけないことも、いろいろあり。
会社を辞めて、しばらくして結局また同じ業界の会社に入り。
3年くらい経った頃、
先に入会していた友達が誘ってくれて、コンサートへ。
第4回目のコンサートです(今年は13回目)。

ステージを観て、
「私も一緒に歌いたい〜」と、速攻で入会しちゃいました。
(なぜか同じ月に、ひとり暮らしも始めてしまいました…)

仕事が不規則で忙しく、いろいろあっても充実はしてたので、
レッスンにあまりまともに出ず、最後の10分間だけとか。
コンサートも、直前に歌詞を詰め込んで、準備もギリギリで。

その後、またいろいろなことが起き、
職場が変わって、変わって、また変わって…(^^;)。

そんなとき、仕事とは関係ない、いつもの場所で、
音楽に浸って、いつもの友達と話せる場所が嬉しかったです。
わずかな時間でも、歌いにいったあとは
大げさじゃなく、心が洗われるような気がしました。
私はきっとその頃になって初めて、
やっとほんの少しは「仕事」をし始めてたのかもしれないです。

この頃少しずつ、映画の手伝いの比率が増えてきました。
映画の撮影・編集中は、実際に制作にも多少関わったのですが、
私がメインでやっていたのは、観客の立場からの応援、
つまり映画製作のプロではない、主婦の方や学生、
いろいろな企業に通っているOLの方に
映画の宣伝やキャンペーンイベントを手伝って
いただくための事務局の運営。

応援メンバーは、仕事帰りの夜や土日に
できるだけのことをやりたい、と集まってきて
会議を開いたり、イベントを運営したり、
映画にエキストラで出たり、チケット発送作業もする。
全部、ボランティアです。

「ゴスペルのメンバーが、自分たちの手で
チャリティーコンサートを毎年やり続けているのって、
スゴいことなんじゃないか」と私が気づけたのは、
結局、この映画の手伝いに携わったからかもしれないし、

逆に、みんなでひとつのコンサートを作る、という経験を
ゴスペルを通してほんの少しでも続けていたことが
事務局の仕事をするうえで、自分の支えになっていたと思います。

映画のロケでニューオリンズに行けたのもうれしかったです。
私はゴスペルでは行けなかったんですが、
メンバーが歌いにいき、その後大きな関わりがあった音楽の街なので。

だから、映画がひと段落したら真っ先に、
今までのお礼&今まで中途半端だったぶん、
コンサートにちゃんと取り組みたい、と思いました。

去年は実行委員、今年は実行委員のサポート(居残り)をやり
でも結局、周りの人に助けてもらいっぱなしでしたが、
この2年は、今まででいちばんたくさん練習した状態で
ステージに立てて、歌っててすごく楽しかったし、
メンバーのみんなと一緒に過ごす時間も増えて
ほんとに楽しかったです。ありがとー!(どうした急に)

また、個人的には、今回、自分の友人や家族などは
コンサート史上最高の人数が来てくださいました。
ステージから見た客席は、とても幸せな光景でした。
自分の結婚式とかお葬式って、こんなかんじかしら(違)。
今まで来てくださった方、毎年来てくださってる方も含め、
あらためて、ありがとうございます。

私は今回で9年連続コンサートに出ていますが
一緒に歌っているメンバーは、もっと長く続けている人も多く、
毎年、家庭や仕事など、いろいろな変化があります。
でも、そんないろいろも、1年に1回、
みんながステージやバックステージや客席に集合して
歌の力に変わります。

私も、ステージから、自分に起きてるいろいろなことを歌声に変えて
神様への言葉を、大切な人たちへの言葉におきかえて、
私は元気です、あなたの存在に感謝します、っていうのを伝えたくて
歌ってたんだなぁと思います。
それがチャリティーなどにつながっているのなら、
こんなありがたいことはないです。

私ひとりの歌声は、人前で歌うには残念なものだけど、
100人の声を合わせれば、伝わってるんじゃないかなと思います。
今年も歌い続けいられていることに感謝してます。
ステージで受け取ったいろいろな気持ちを、
これからの日々のさまざまなことへの力にしていきたいです。



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