これをファンタジーと呼ぶのなら。 〜 『トンマッコルへようこそ』
“宣伝ポスターの、人の良さそうな笑顔たちに、騙されてはいけません。
のんきな夢物語かと思ったら、大感動作でした。”
最近、映画をひと足早く観た人が、
感想を直筆で書いたステッカーを貼ってある宣伝ポスターを、
よく見かけます。
この試写会でも、入場時に「コメントステッカー」が配られました。
結局、家に持って帰ってきてしまったのですが、
私は、↑そんなメッセージを書いてみたのでした。
10月28日よりロードショーの韓国映画
『トンマッコルへようこそ』の試写会に、行ってきました。
のんきな夢物語かと思ったら、大感動作でした。”
最近、映画をひと足早く観た人が、
感想を直筆で書いたステッカーを貼ってある宣伝ポスターを、
よく見かけます。
この試写会でも、入場時に「コメントステッカー」が配られました。
結局、家に持って帰ってきてしまったのですが、
私は、↑そんなメッセージを書いてみたのでした。
10月28日よりロードショーの韓国映画
『トンマッコルへようこそ』の試写会に、行ってきました。
ブログを書いている人に、新製品や新しいリリースものの情報など、
何かとタイムリーな「お題」を提供してくれる、
『ブログルポ』というサイトがあります。
その「ブログルポ」さんが、今回、私を試写会に招待して下さったのでした。
(なーんて、応募したんですけどね)
朝鮮戦争の時代。悲惨な戦いの日々を送る、
連合軍、韓国軍、人民(朝鮮)軍3組のある兵士たち、合わせて6人が、
それぞれ偶然が重なり、“トンマッコル”に迷いこみます。
鉢合わせになり、睨み合う彼らをよそに、
トンマッコルの住民たちは、いつも通りの日常生活を繰り広げています。
彼らは、戦争も兵器も知らないから、
銃をつきつけられても、「手を上げろ!」と言われても、全くマイペース。
住民との様々な触れあいの中で、
いつしか、6人の兵士も、憎み合うことを忘れ、
平和と人生を愛する心を、取り戻していきます。
ところが、戦争という現実は、トンマッコルにも確実にしのび寄り・・・・。
パク・クァンヒョン監督(これが初の長編作品!)と共に、
この映画の脚本を担当したチャン・ジン氏は、
「韓国の三谷幸喜」と呼ばれる演劇畑出身の人で、
この物語も、最初は舞台で上演されたのだそう。
なるほど、村人と、迷い込んだ兵士とのやり取りなんかは、
ベタな展開とはいえ、大笑いさせてくれます。
韓国内でもヒット連発の韓国映画、
唯一これまで受け入れられなかったのが、「ファンタジー映画」だったそう。
ところが『トンマッコル〜』は、
2005年韓国国内で興行収入No.1、人気投票No.1を獲得、各賞総なめ。
ということで、大変話題になっているようですが・・・。
だって、これ、ファンタジー映画じゃないでしょう・・・。
戦争と死の恐怖、兵士それぞれの心の傷の描写とか。
それがトンマッコルで癒されていく過程とか。
そして、最後の、2人の兵士のあの笑顔とか。
ラスト、会場のあちこちから、すすり泣き・・・。
私はといえば、気持ちが昂りすぎたのか、涙も出なかった。
なんか鳥肌立っちゃって、劇場出てからも止まらなかったです。
のんきな夢物語に見せかけておいて、とんでもなく感動作。
そして、これを“ファンタジー”と呼ぶ、
韓国の方々の歴史や心を思うと、本当に、切ない。
最後、ひとつだけ難をつけるとしたら、
今回はブログを書くことが約束で観たため、
予習のつもりで公式サイトを観てから行ったら、
知識入れすぎ、になっちゃったかも。
公式サイト、充実しすぎ。出来が良すぎるんですよ。
もうちょっと、頭をからっぽにして観たかったかな。
今、サイト見たら、またちょっと思い出して鳥肌・・・。
これから映画観る人は、サイトの取り扱いにご注意を(笑)。
『トンマッコルへようこそ』 公式サイト
あちこちで既に言われているようですが、
音楽が久石譲さん、ということもあり、
ジブリ作品(特に初期の)が好きな方には、おすすめです。
ファンタジーだとか、韓流だとかにとらわれず、
「映画好き」な人には、幅広く、観てほしい映画だなぁと思いました!
何かとタイムリーな「お題」を提供してくれる、
『ブログルポ』というサイトがあります。
その「ブログルポ」さんが、今回、私を試写会に招待して下さったのでした。
(なーんて、応募したんですけどね)
朝鮮戦争の時代。悲惨な戦いの日々を送る、
連合軍、韓国軍、人民(朝鮮)軍3組のある兵士たち、合わせて6人が、
それぞれ偶然が重なり、“トンマッコル”に迷いこみます。
鉢合わせになり、睨み合う彼らをよそに、
トンマッコルの住民たちは、いつも通りの日常生活を繰り広げています。
彼らは、戦争も兵器も知らないから、
銃をつきつけられても、「手を上げろ!」と言われても、全くマイペース。
住民との様々な触れあいの中で、
いつしか、6人の兵士も、憎み合うことを忘れ、
平和と人生を愛する心を、取り戻していきます。
ところが、戦争という現実は、トンマッコルにも確実にしのび寄り・・・・。
パク・クァンヒョン監督(これが初の長編作品!)と共に、
この映画の脚本を担当したチャン・ジン氏は、
「韓国の三谷幸喜」と呼ばれる演劇畑出身の人で、
この物語も、最初は舞台で上演されたのだそう。
なるほど、村人と、迷い込んだ兵士とのやり取りなんかは、
ベタな展開とはいえ、大笑いさせてくれます。
韓国内でもヒット連発の韓国映画、
唯一これまで受け入れられなかったのが、「ファンタジー映画」だったそう。
ところが『トンマッコル〜』は、
2005年韓国国内で興行収入No.1、人気投票No.1を獲得、各賞総なめ。
ということで、大変話題になっているようですが・・・。
だって、これ、ファンタジー映画じゃないでしょう・・・。
戦争と死の恐怖、兵士それぞれの心の傷の描写とか。
それがトンマッコルで癒されていく過程とか。
そして、最後の、2人の兵士のあの笑顔とか。
ラスト、会場のあちこちから、すすり泣き・・・。
私はといえば、気持ちが昂りすぎたのか、涙も出なかった。
なんか鳥肌立っちゃって、劇場出てからも止まらなかったです。
のんきな夢物語に見せかけておいて、とんでもなく感動作。
そして、これを“ファンタジー”と呼ぶ、
韓国の方々の歴史や心を思うと、本当に、切ない。
最後、ひとつだけ難をつけるとしたら、
今回はブログを書くことが約束で観たため、
予習のつもりで公式サイトを観てから行ったら、
知識入れすぎ、になっちゃったかも。
公式サイト、充実しすぎ。出来が良すぎるんですよ。
もうちょっと、頭をからっぽにして観たかったかな。
今、サイト見たら、またちょっと思い出して鳥肌・・・。
これから映画観る人は、サイトの取り扱いにご注意を(笑)。
『トンマッコルへようこそ』 公式サイト
あちこちで既に言われているようですが、
音楽が久石譲さん、ということもあり、
ジブリ作品(特に初期の)が好きな方には、おすすめです。
ファンタジーだとか、韓流だとかにとらわれず、
「映画好き」な人には、幅広く、観てほしい映画だなぁと思いました!
そうそう、骨太!
意外と、この映画、そうなんですよね。
私はカン・ヘジョンちゃんのことを書けなかったのですが、たしかに、とっても魅力的でした。
だからこそ、最後のあのシーンはせつなかった。。。
ライブのお知らせもぜひ教えて下さいね!
私の感想に共感いただけたようで、ウレシク思います。骨太な映画で楽しめた作品でしたね。
またお寄りください。